運営されているサービスによっては、「申込プランによって、各会員の予約保持数(予約可能数)の上限を抑えたり、増やしたりしたい」というケースもあるかと思います。
OLBの機能拡張コードである「予約上限モジュール」を使うと、会員ごとに異なる予約保持数の上限を設定することもできます。
申込プランと予約保持数の例
例えば、Skypeを使ったオンライン語学レッスンなどで、申込プランに応じて予約保持数の上限に差があるケースがあります。
例)プランごとに予約保持数の上限が異なるケース
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 3,000円 | 5,000円 | 8,000円 |
予約保持数 | 3コマ | 5コマ | 8コマ |
1コマ | 30分 | 30分 | 30分 |
OLBでも、機能拡張コードを使って「会員ごとに異なる予約保持数の上限を設定する」ことができます。
予約保持数とは
- 予約保持数とは、「予約済みで、まだ受講していないもの」の件数を指します。
- 予約保持数は、予約を申し込むと1件増えます。
- 予約保持数に上限を設定すると、その上限を超える新たな予約申込ができなくなります。
- 予約保持数は、予約を「受講(消化)」するか「キャンセル」すると1件減ります。
- 予約保持数が減ると、また上限に達するまで新たな予約申込ができます。
* ただし、OLBの設定で「無料予約できる回数」を「1」以上にしている場合、無料予約分についてはこの制限を受けません。
予約保持数の上限を設定するには
標準のOLB(本体)には、予約保持数の上限を設定する機能はありません。
OLBの機能拡張コード(有償)の「予約上限モジュール」を使うと、予約保持数の上限を設定することができます。
* 「予約上限モジュール:会員別」は、「予約上限モジュール」に統合されました。
会員ごとに予約保持数の上限を設定する手順
具体的な設定操作は次のようになっています。※インストールの手順などはこちらを参照してください。
OLB予約上限モジュール:インストールと有効化
プラグイン設定
管理画面のメニュー「OLBsystem:予約保持数の上限」から以下の項目を設定します
項目 | 説明 |
---|---|
予約保持数の上限(共通) | 個別の上限数が設定されていない会員に、一律に適用されます。 |
会員ごとに個別の上限数を設定する
管理画面から「ユーザー情報の編集」で会員ごとに個別の上限数を設定することができます。
会員のユーザー情報編集ページを開きます。
会員ごとに個別の上限数を設定します。
個別の設定がない会員は、一律に共通の上限数が適用されます。
ご参考になれば幸いです。
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