以下に、具体的なカスタマイズの事例をご紹介します。
- [講師用スケジュール編集]
- [日別スケジュール]
- [週間スケジュール]
- [予約フォーム]
概要
このカスタマイズファイル一式は、「OLB 拡張フォームモジュール」と「OLB グループレッスンモジュール」を使って、「コース指定+定員あり」のレッスン予約システムにするもので、以下のようなことが可能になります。
- 各講師の担当コースを設定
- コースごとのスケジュール設定
- 複数のコマにわたるレッスン(開講)スケジュールの登録・表示
- レッスンごとに異なる定員数の指定
- スケジュール表でのコース表示、コースによる講師の絞り込み
動作条件
- WordPress 4.4 以降
- OLB プラグイン Ver 0.7.5 以降
- OLB プラグインの有効化が必要です
- カスタマイズによる機能の衝突があり、グループレッスンモジュールでは併用可能な他のOLB拡張モジュールのうち、併用できなくなるものがあります
- 同梱の「拡張フォームモジュール」「グループレッスンモジュール」はカスタマイズされていますので、標準の両モジュールによるアップデートはできません。
インストールと有効化
- すでに、OLBの拡張フォームモジュール、グループレッスンモジュールが有効化されている場合、一旦「停止」します。
- ダウンロードファイルを解凍すると2つのフォルダができます。
/olb-addon-exform(拡張フォームモジュール)
/olb-addon-grouplesson(グループレッスンモジュール- 両フォルダをFTPで上書きアップロードします。
- 停止していた両モジュールを再び「有効化」します。
- ダウンロードファイルを解凍すると2つのフォルダができます。
予約通知メール設定
予約・キャンセルの通知メールの本文で、以下の変数が使えるようになります。
%COURSE% | 受講コース |
%MINUTES% | レッスン時間 |
%END_TIME% | 終了時刻 |
例)予約受付通知:メッセージ
1 2 3 4 |
... [日時] %RESERVE_DATE% %RESERVE_TIME% - %END_TIME% [コース] %COURSE% (%MINUTES%分) ... |
例)予約受付通知メールの本文
...
[日時] 2016-04-13 10:00 - 12:00
[コース] 初級コース(120分)
...
カスタマイズ内容と操作
基本的な操作や特徴は「拡張フォームモジュール」および「グループレッッスンモジュール」と同様です。 標準の両モジュールと異なる点は、以下のとおりです。
- 講師の担当コース
- 管理画面「ユーザー」の各講師のユーザー情報で、担当する「コース」を設定できます。
(管理画面「OLBsystem:コース選択」で「選択タイプ」を「講師ごとに異なる選択肢から選ぶ」にします) - 講師ごとに1レッスン当たりの「定員数の初期値」を設定できます。
(管理画面「OLBsystem:グループレッスン」で「講師による定員変更」を「許可」にします)
- 管理画面「ユーザー」の各講師のユーザー情報で、担当する「コース」を設定できます。
- 講師スケジュール編集
- コースごとにスケジュールを設定します。
各講師ごとにコースを設定した場合、担当外のコースでは入力できません。 - レッスンごとに定員数を設定できます。
- 複数のコマにわたるレッスン(例:60分など)を設定できます。
- コースごとにスケジュールを設定します。
- 日別スケジュール(全講師)
- 各コマに「コース名」が表示されます。
- 複数のコマにわたるレッスンも表示されます。
- 講師の照会記事にアイキャッチ画像がない場合、代替画像が表示されます。
- 管理画面「OLBsystem:コース選択」で「選択タイプ」を「講師ごとに異なる選択肢から選ぶ」にしている場合、全体スケジュールのほか、講師の「担当コース」別にスケジュールを表示できます。
「日別スケジュール(全講師)」に上のような「担当コース」タブを表示するには、ショートコードに「coursetab」パラメータを指定します。
[olb_daily_schedule coursetab="1"]
- 週間スケジュール(各講師記事)
- 各コマに「コース名」が表示されます。
- 複数のコマにわたるレッスンも表示されます。
- 予約
- 通知メールに「コース名、レッスン時間、開始~終了時間」を記すことができます。
- 予約対象レッスンの「コース」はあらかじめ講師側で設定されています。
予約済みのレッスンに対して、会員側から「希望コース」を変えることはできません。
なお、設定で「コース名」を変更すると、それは全く別のコースとなります。
「コース名を変更」または、講師の「担当コースを変更」した場合、すでに登録済みのスケジュールが編集できなくなる場合があります。
廃止するコース、あるいは担当を外れるコースのスケジュールは、
1) 先だってクローズしておく
2) または、それらのコースの日程が終了するまで、コース設定から外さない
のが望ましいです。